川づくり協議会 - 自然の水辺復活プロジェクト
現地状況
●平成11年9月
自然共生型川づくり研究が実施されている新境川(北派川)の工事に着手する前の状況です。


●平成12年9月11、12日
愛知県を中心として台風14号及び秋雨前線の影響により、平成12年9月11日から12日にかけて集中豪雨に見舞われ、名古屋市地方気象台では、総雨量567mm、時間雨量93mmという豪雨を記録し、計画水位を超える過去最高の水位を記録しました。
自然共生工法展示場においても、豪雨の影響により水位が上昇し、部分的に被災を受けましたが、ほとんどの研究企業の施設は、被災を受けておらず、構造的な検証も確認できました。
●平成13年4月28日
現地見学会・自然観察会開催時に撮影した状況です。各研究施設共に植生が回復した状況が分かります。
●平成14年10月19日
植物調査方法勉強会
●平成14年3月5日
研究報告会
現地に生育する植物
岐阜県自然共生工法展示場周辺には、イネ科草本を中心に多くの植物が生育しています。とくに、流路沿いの砂礫地では「ツルヨシ」が群生し、流速が弱く水が浸る程度の場所では「マコモ」も生育しています。そして感潮域の凹地状沖積地では「ヨシ」が群落を形成し、これらの後背部の湿潤地には「オギ」群落が発達しています。さらに河川敷や堤防法面で礫の少ない場所には「チガヤ」の生育が確認できます。また川辺には「ネコヤナギ」低木林が成立していますが、川辺や水湿地では落葉大低木の「タチヤナギ」が、水湿低地では落葉高木の「ハンノキ」が見られるなど、水環境の微妙な違いに応じて多様な植生が成立しています。
岐阜大学流域圏科学研究センター
助教授 西條 好廸
現地に生育する魚類・水生昆虫
岐阜県自然共生工法展示場の位置は、木曽川が山間部の流れから平地流になり、瀬と淵を繰り返しながら流れる中流域にある。新境川の展示場周辺では20種類もの魚類が確認され、うちコイ科がほぼ半数を占めている。このことは濃尾平野の中流域における魚類相を典型的に示しているといえる。特に近年希少種となっているツチフキ、スジシマドジョウ、アカザの生息は特筆すべきことである。また、外来種のカムルチー、オオクチバス、ブルーギルや、国内の他水系から移入したギギが記録され、在来種との競合が懸念される。他の水生生物としてマシジミ、スジエビ、タイコウチなど多様な生物相が認められている。
岐阜経済大学経済学部教授
森 誠一
主な視察団体
中国調査団、ラオス、カンボジア、マレーシア視察団、全国建設技術協会、石川県・兵庫県・福井県・愛知県・岐阜県の各建設技術協会、(社)繊維学会研究会、日本ビオトープ協会、日本建設業経営協会、日本岩盤緑化協会、全日本測量設計業協会、建設コンサルタンツ協会、全国建設研修センター、日本生態系協会、日本ビオトープ管理士会 等
展示場開設(平成12年4月)から平成17年度末までに県内外からの公式な視察団体は120団体に上ります。


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